▼変わらないAQUA(アクア)なんか、
まるで先週も放送してたかのような違和感のなさに驚きましたw
一年近くのブランク(OVAはあったけど)があったにもかかわらず、
さすがはサトジュン(佐藤順一氏)ってとこですかね。
とりたてて何か事件が起きる訳でもなく、
ストーリーが劇的に盛り上がるのか?と言われると、そんな事もない訳ですが、
日々の生活の中から色々な発見をし、
それをとて楽しげに、幸せそうに描くのがこの作品の特徴な訳で、
その点がファンの心を掴んでるんだろうなぁ、とか改めて思いました。<恥ずかしいs(ry
なんたってもう3期目ですから。
1話を見た限り、今期も期待してよさそうな感じも受けました。
ARIAにしては珍しくアキラさんのアクションシーンとかもありましたねw
そして個人的に結構嬉しかったのが、
アバン&次回予告の復活!NATURALでは放送枠の関係上カットされていましたが(DVDでのみ収録)、
初代以来の仕様復活は嬉しい限り。やっぱりあのアバンの語りは大事だよなぁ。
▼目に見えない成長1話はお約束の全キャラ紹介からスタート。
それにしてもARIAは少数精鋭だなぁ。
普通なら新シリーズ突入に合わせて、新キャラがスタンバってたりするもんだけど、
この
安心感が素晴らしいです。
例えプリキュア5が、6人、7人と増えようとも、ARIAはずっと3人娘のままでいて欲しい。
そして1話では、3期のテーマとなるのか?
「プリマ」についても多く語られていました。
2期の最終回では、灯里がプリマになる日も近いのかな?みたいな感じで終わってましたけど、
その流れを上手く引き継いでる感じがしてNiceでした。
ただ各キャラの成長を緩やかに描いているこの作品の中で、
実は灯里が、一番具体的な成長劇が描かれていないキャラなんじゃないですかね。
成長度のイメージ的には、
「アリス>>>>>藍華>>灯里」って感じなんですけど。
まぁ灯里の場合は、ウンンディーネとしてよりも
"人"としてのスペックが高いので、
なかなか表面的には難しいのかなぁ、と思います。
一応自分は単行本組なので、とある一人の未来については把握してるんですが(ネタバレ防止)、
もしかしたら3者3様が巣立っていくことで、ARIAはフィナーレを迎えるのかもしれないですね。
今回の先輩たちの後輩を見守る姿を見ると、そんなラストが目に浮かびました。
マジで、原作も終わっちゃうのかな?
▼常に最終回今回のお話、
第1期の11話「その オレンジの日々を…」を彷彿とさせる展開でした。
そう、あの神回の。
以前の構図は、先輩達の新人時代の話を聞いた灯里達が、
今の自分達の現状を顧みて、寂しいような切ないような気持ちになる展開でしたが、
今回の構図は、先輩達のプリマとしての姿を見聞きし、
そのことから未来の自分達を思い描く、という形になっていました。
以前は、目線が現在の自分達に向いていたのが、
今回は未来に向かってポジティブな思いを馳せる、、、演出ってすごいなぁ、としみじみ思いました。
(この場面に「シンフォニー」を使った1期はやはりネ申)▼ORIGINATION=オリジナル話?今回は第1話からオリジナル展開でしたけど(まだ単行本になってない回だったらゴメンナサイ)、
どうやら2話もオリジナル展開な模様。
当初の懸念は、アニメが原作に追いつきすぎてストーリーのストックが足りないのでは?
と言うことだったので、オリジナル展開で補完していくのは楽しみですね。
原作付きアニメには珍しく、ARIAはオリジナル話にも結構定評ありますし。
そういうことなら、
今回も2クールやってくれるといいなぁ。
前述の通り、話数が足りなくて1クールなんだろうか?と思っていただけに、結構期待が持てそうです。
DVDの発売スケジュールでも出たら、話数が分かるんですけどね。(もう出てる?)
▼戻ったキャラデザキャラデザはARIETTA寄りではなく、NATURAL寄りな感じみたいです。
ARIETTAの時の、原作チックな猫目風の灯里も嫌いじゃないんですけど、
今回はTVシリーズの続編と言うことで、方向性を戻してきましたね。
しかも
横顔の作画がかなり良くなってる!?NATURALの時は、真横のカットになると急にしゃくれてしまう、と言う欠点があったんですけどね。
以前に比べて目が小さくなったような気もするけど、
ARIAの作画的には全然合格点じゃないでしょうか。
それにしても、相変わらずデフォルメの使い方が秀逸ですw
▼OP&EDARIAのOP=牧野由依さん今回もこの方程式は鉄板でしたw
やっぱり雰囲気がイイね。雰囲気よすぎて聞き流してしまいました。
多少「ウンディーネ」や「ユーフォリア」よりも、グッと来るポイントが少ない気もしますが、
何度か聞いているとなんだか病み付きになりそう。
タイトルの「スピラーレ」は、イタリア語で螺旋状の、と言う意味だそうで。
なんか螺旋と聞くと、あの天をも貫くドリルを思い出しますがw、
ARIA的には、人と人とを結ぶ繋がりのことを指してるんじゃないですかね。
シングルが発売されたら、ゆっくり歌詞カードでも見てみたいです。
そしてEDにはARIA初起用の新居昭乃さん。
この人の歌声も透明感があってかなり好きな歌い手ですね。
彼女の最高峰は「WANNA BE AN ANGEL」。異論は聞くけど認めない!
曲調もARIAにすごい合ってるんじゃないでしょうか。
ゼーガペインの時こそOP曲だったけど、この人の歌はホントEDに合うなぁとつくづく思います。
しかしEDのラストカットにいる、私服姿の灯里は可愛いなぁ。